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FOR COEXISTENCE OF
PEOPLE AND NATURE
― 自然を愛し、自然と共に

常陸太田市の未来は常陸太田市の児童・生徒にかかっている

2024-10-22
 10月18日(金)に、常陸太田市立太田中学校(佐藤正一校長)の3年生で、2回目の授業を行いました。今回は、常陸太田市出身で、常陸太田市の良さを大切にするために市内で起業した、COLORS(株)代表取締役の川上正明様をゲストにお迎えしました。太田中学校の3年生は、総合的な学習の時間に将来を考えて住んでいたい常陸太田市を創造する学習を進めています。前回は、50年後に常陸太田市に住んでいたいと答えた生徒が(なんと)0人だったので、今回の授業では1人でも多く常陸太田市の魅力を感じ、自分が「何とかしたい」と思う生徒を増やすことも目標にしました。
 授業では、最初に常陸太田市の自然や歴史的建造物などを紹介しました。残念なことに佐竹寺など近くにあっても行ったことのない生徒が多かったので、常陸太田市のすばらしさを紹介しました。その上で、川上社長から「常陸太田市で起業した理由」「飲食店に出す食材のこだわり」「仕事の生きがい」「これから挑戦したいこと」「中学生に向けてのメッセージ」の内容で、約10分間で話をしていただきました。その話を伺いながら塚田がホワイトボードにまとめ、ポイントを確認しました。川上社長は話慣れしており、授業の流れを考えて短時間でお話しいただきました。最後に、「企業」や「スタートアップ」について調べさせ、生徒たちに自己の起業家の資質を評価してもらいました。起業する資質は自分で獲得していくものであり、夢や希望を強くもち、諦めずに努力し続けることを大切にして欲しいと告げて授業を終わりました。
 2時間目は、それぞれの学級に戻り、個別の課題に応じて未来の常陸太田市について調査したり話し合ったりしました。川上社長にもアドバイザーとして机間指導をしていただき、生徒たちは熱心に話を聴いていました。川上社長様、お陰様でねらい通りの授業を展開できました。本当にありがとうございました。
 なお、この授業の後で「50年後も常陸太田市に住んでいたい」という気持ちになった生徒が25名になりました。私の思いを叶えることができ、とても幸せです。太田中学校の3年生担当の先生方、たいへんお世話になりました。総合的な学習の時間の評価にうかがう時を、楽しみにしています。<塚田>
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